夏の夕べのガタガタ日記

〜ハンドメイドと暮らしを愉しむ〜

カテゴリ:ハンドメイド > 作り方

こんにちは。
先日の日記で、みまもりケータイを購入したと書きましたが、こどもに持たせることもあり、持ち歩き用のケースを作りました。

糸を買おうと見ていたインターネットの糸屋さん『ボビン』というお店で、二重構造になっていて、通気性・耐久性に優れているというポリメッシュ生地を見つけて、初めて使用してみました。
ケータイのプリンセスパープルに合わせ、「パープル」を購入。
写真ではちょっと青っぽく見えますね;
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防犯ブザー部分が外に出せるよう、底部分を少し開けています。
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ケース入り口にはプラスナップをつけました。
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生地の色合いはこちらが一番実物に近いかもしれません↓
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ケースを裏返してお見せしますね。
このようにケータイを逆さまにして入れている状態で使います。
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とても簡単なやり方で作りましたので、ご紹介しますね。
よろしければ参考になさってください^^
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みまもりケータイ・au mamorino(マモリーノ)4用持ち運びケースの作り方

用意するもの
・ポリメッシュ生地 タテ16cm×ヨコ21cm(生地にケータイを当ててざっくりと決めました)
・プラスナップ1組(9mmのものを使用しました)

作り方
裏を上にして生地を広げて、上の端を1cm折り曲げ、ミシンで縫います
(1cmといっても厚みがあるので1.5cm近くになってしまいますがそれでOKです)

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生地を中表に半分に折り、布端から1cmのところをL字に縫います
このとき、底部分の真ん中3cmは縫わないようにしてください。
縫い始めと縫い終わりは返し縫いをお忘れなく!
*3cmの開き部分はまた別に補強で縫った方がいいのかもしれませんが、簡単に作ることを優先して何もしていません。
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縫い終わったら生地がもうケース状になっていますね。
そうしたら3角を縫い糸を切らないよう注意しながらカットしてください(写真をご参照ください)。
こうしておくと、表に返したときにもこもこしにくくなります。

プラスナップをつけます。
上を折って二重になっているすぐ下につけましょう。
念のためケータイを入れて確認しながら位置を決めてくださいね。
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プラスナップですが、「プラスナップスタータキット」というものを使いました。
ハンディプレスとプラスナップがセットになった便利なキットです。
プラスナップはこのハンディプレスでつけると簡単です↓
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スナップは3種類。
「バネ」と「ゲンコ」、そしてカバーになる「ヘッド」。
「ヘッド」は「バネ」と「ゲンコ」両方と組み合わせて使いますので、2倍入っています。

小さなジッパーのついた袋に種類別に入れて、名前を書いた紙片も一緒に入れています。
袋に直接書いてもいいのですが、袋が再利用できるようにこうしています(←ケチ…)。
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そうしてまとめてこのようにして袋に入れて保管しています↓
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この大きい袋は、小児科で出してもらう薬が入っている袋を再利用しています(^_-)

プラスナップのキットはインターネットでも購入できますね。
こちらは私の持っているキットとは違いますが、おそらくハンディプレスは同じものだと思われます。

*楽天市場にジャンプします


花柄ハンディプレスのキットも↓


花柄ハンディプレスの福袋もありますね↓


以上ご紹介した画像はクリックするとMYmamaというお店のページにジャンプしますが、このお店はいつ見ても楽しいですね↓


プラスナップのつけ方は、商品の中に一緒に入っていると思いますので割愛しますが、つける位置に目打ちで穴を開けてからつけることと、ハンディプレスやスナップの向きを間違えないようにすることが注意点かなあと思います。
一旦ヘッド+ゲンコ、ヘッド+バネを手で軽くプチッととめてから(文字通り)最後の締めにハンディプレスを使うとやりやすいです。

ケースができあがったら、ケータイを逆さま(防犯ブザーを底側)にして入れ、底の穴から指を入れて防犯ブザーを引っ張り出してくださいね。
3cmほど開いていないと引っ張り出しにくいのでご注意ください♪
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mamorinoを買った、という方はよかったらぜひ作ってみてくださいね。




こんにちは、megosuriです。
おいでくださって、ありがとうございます。

ミシンでいろいろ作っていると、ハギレが出ますよね。
ふつうの布のハギレはつなぎ合わせて何か作れそうですが、ラミネートの生地はなあ、と思っていました。
ふと思いついて、細長いハギレをタテに二つ折りして本に挟む“しおり”にしてみました。
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端がほつれる心配がありませんので、外表に折って、ミシンの押さえをラミネート押さえに変えてからぐるっと端縫い。
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ハトメパンチで穴を開けて真鍮のハトメをつけ、これまたほんの少し余った革ひもを結びつけました。
ハトメパンチは厚紙にしか使ったことがなかったので、うまくできるか不安でしたが、大丈夫でした。
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私が使っているのはこちらのハトメパンチとハトメです(楽天市場の商品ページに飛びます)。



ラミネート生地で作ったしおり、自分で使うのはもちろん、ちょっとしたプレゼントにもよさそうです。

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こんにちは、megosuriです。
先日、「ミシンで手作り・あると便利な道具たち」をご紹介しましたが、一つご紹介していなかったものがあります。
それが「アイロン定規」。
布端を折り曲げるときに活躍します。

材料
はがきくらいのサイズ、厚みの厚紙があれば、自分で作れますので、ミシンを始める前に作ってみてはいかがでしょうか。
下着やストッキング、タイツなどの台紙があったらぜひ捨てずに作ってみましょう。
お気に入りの絵はがきを使ってもいいですね♪
あとはペンと定規があればOKです。
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作り方
作り方ですが、必要な線を引くだけ。
5mm、1cm、2cm、3cmの4本くらいでいいのではないでしょうか。
もっと他に必要になったら自由に書き足してくださいね。

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既製品もあります
私は今は既製品のアイロン定規を使っているのですが、それは厚紙のアイロン定規だと非常に熱くなってしまうためです(不器用なので、自作のものは見栄えが悪いというのも大きな理由です…)。
クロバーのものです。
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「ロング」もあるんですね。

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アレンジ
熱くなりすぎるのを防ぐために、自作のアイロン定規に穴をあけて使う方もいるそうです。
こんなふうにパンチで穴をあけるといいですね。
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器用な方は、線を引くだけでなく、スタンプを押したり、マスキングテープを貼ったりとちょっとおめかししてもいいかもしれません。
スタンプを押したら乾いてから使うようにしてくださいね。

こんなふうにして使いましょう
「布端を2cm折りたい」ときは、布の裏側にアイロン定規を当てて、2cmのところまで布を折り返します。
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アイロンでしっかり押さえたら完成。
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まずは手作りのアイロン定規でミシンを始めてみませんか。









こんにちは、megosuriです。
裏も表もきれいなかんたん巾着、3回に渡って作り方をご紹介しました。
*1回目はこちら
*2回目はこちら
*3回目はこちら

今日は作る際に使った道具類を簡単にご紹介しますね。
私がそうなのですが、他の人が使っている道具って気になりませんか?
ちょっとのぞいていってくださいね。
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今回巾着を作るのに使った主な道具は以下の通りです。
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①糸切りバサミ ②リッパー ③マチ針&ピンクッション ④クリップ
⑤チャコペン ⑥方眼定規 ⑦裁ちバサミ ⑧安全ピン ⑨メジャー(巻尺) 
⑩アイロン

ひとつずつご紹介していきますね。

①の糸切りバサミは手縫い、ミシンにかかわらず、裁縫をするなら持っておきたいものですね。
もともと刺繍用に使っていたハサミなのですが、使っていた糸切りバサミがよく切れなくなったので最近はこれを使っています。鶴型のハサミです。

②のリッパー。
今回はしつけ糸を取るのに使いました。
縫い直したいときに、糸を取るのに便利です。
ミシンの付属品として入っていることも多いですが、コンパクトでちょっと使いにくいんですね。
頻繁に使いそうだと感じて購入しました。クロバーのものです。

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③布を重ねてとめるときに使うマチ針。ピンクッション(針山)があるとより便利です。
写真のピンクッションは以前作ったラベンダーのサシェ です。
④のクリップは、マチ針と同じような働きをするものですが、針を使いたくないときや、針が刺せない生地(ラミネートや厚地等)をとめたいときなどに便利です。
透明なタイプがすっきりとしていておすすめです。


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他にピンク色のタイプや

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ロングタイプもあります。

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お好みや用途に合わせてお選びくださいね。

そしてこれも手作りには欠かせない⑤のチャコペン。布に印をつけるのに使います。
チャコペンは、ゆっくり消えるもの、すぐ消えるもの、水で消えるものなどいろいろなタイプがありますね。
よく見かけるのはこちら↓のように、太い線と細い線の両方が書けるようになっているものかなと思います。

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ところが私はどうも細い方が使いこなせないので、太い方ばかり使うのですが、そうすると使うときに「どっちが太い方だっけ?」とめんどくさいので、クラフトハートトーカイというお店で購入した、太字だけの紫色のチャコペンを使っています。
濃い色の布に印をつけるときは、黄色い色鉛筆のようなチャコペンシルを使っています。

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⑥の方眼定規。
こちらも印つけの際とても便利です。
30cmタイプと50cmタイプの両方を持っています。
作るもののサイズに合わせてお選びくださいね。

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⑦の裁ちバサミ。
布を切るときの必需品ですね。
私が今使っているのはクロバーのハサミです。

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⑧の安全ピン。
巾着のひもを通したり、ゴムを通したりするときに使うと便利です。
⑨のメジャーは今回、ひもを測るときに使いました。写真のものは以前無印良品で購入したものです。

最後に⑩アイロン。
アイロンは布を整えたり、縫い目を整えたり、三つ折りするときなどに必要ですね。
今はティファールのアイロンを使用しています。

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このアイロンを購入したときの記事はこちら
その前のアイロンを購入したときの記事はこちら

道具はこだわり始めるといろいろありますよね。
私は楽天市場やamazonなどのレビューも十分にチェックした上で購入しているつもりなのですが、先走ったな、と思うことも多々あるので、はじめは手元にあるものを利用して、おいおい揃えていくのがいいかなと思います。
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ところで私が特に愛用しているミシン糸の色番号をお教えしますね。
フジックス・シャッペスパン60番の「103」です。
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生成り色の糸で、さまざまな生地と合わせやすくて気に入っています。
ミシンを始めた頃は、コンパクトな200mのものを購入していましたが、この色は非常によく使うので、700mを買うようになりました。

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今はもっとお得な糸をインターネットの糸屋さん「ボビン」で購入しています。
最初に買うときに、「シャッペスパンの103に近い色の糸」をお願いしたところ、「キングスパンの83」というお答えでしたので、それを使っています。
インターネットで糸を買う場合は色見本帳もあると選びやすいですよね。
糸以外にもいろいろなものが販売されていて楽しいお店です。






こんにちは、megosuriです。
おいでいただき、ありがとうございます。
裏も表もきれいなかんたん巾着、3回に渡って作り方をご紹介しました。
*1回目はこちら
*2回目はこちら
*3回目はこちら
ご紹介に使ったブロックチェックの巾着を今日は写真でもう少しご紹介したいと思います。

やわらかな手触りのコットン。
ブラウンのブロックチェック柄が温かく大人っぽい巾着です。
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サイズは、幅およそ27.5cm、口布まで含めた高さが31cm、口布を除くと28.5cmです。
マチはありません。
学校へ通うお子さんの上履きやエプロン、体操服を入れたり、大人の方でも着替えを入れたり荷物を整理したりと便利にお使いいただけるサイズです。
巾着はただ飾っておくだけでもかわいいですよね。

タグもナチュラルに葉っぱ模様のものにしました。
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こちらはタグを縫いつけたのとは反対側です。
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口布も共布です。ひもはリネンを使い、布のナチュラルな雰囲気を引き立てています。
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ブロックチェックの巾着です。
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リバーシブルでお使いいただけます。
内布はモカベージュのストライプで、こちらを表にするとまた違った雰囲気になりますね。
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お好きな方を表にしてお使いいただけます。
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ぜひ作り方をご覧になって作ってみてくださいね。
なおご紹介したブロックチェックの巾着は、Creemaにて販売いたします。
商品ページはこちらからどうぞ
自分で作るのではなく完成品がほしいという方がいらっしゃいましたらどうぞご覧くださいませ。
次回は巾着作りに使った道具について書きたいと思います。








こんにちは。
裏も表もきれいなかんたん巾着、今日は作り方3回目です。
*1回目はこちら
*2回目はこちら

ここでこれまでの流れを確認しておきましょう。
1.裁断 終了
2.口布(ひもを通す部分)作り 終了
3.本体作り 終了
4.口布と本体を合わせる 終了
5.ひも通し
今日は手順の5、最終回です。

ミシンの工程が終了したところですね。
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5.ひも通し
口布にひもを通します。
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ひもは2本同じ長さのものを用意します。
巾着の口の部分に合わせてみて、結ぶ長さ分の余裕を持たせてカットしましょう。
ひもはアクリルひも、コットンひも、リネンひも、ワックスコード、などいろいろな種類があります。
店頭でお好みのものを見つけてくださいね。
今回私は74cmのリネンひもを2本用意しました。

ひもの通し方ですが、私は初めて巾着を作ったとき、ひもをどうやって通すのか全くわからず困ったことがあったので、同じような方のために、ここでご説明しますね。
1本を左から通して一周させ左に出して結ぶ、そしてもう1本は右から通して一周させ右に出して結ぶ、というようにしましょう。
左右どちらから始めても構いません。
ポイントは、2本を反対側から通すということです。
もうひとつ大切なことは、1本を通したらひもの端を結んだ後に、もう1本を通すということです。
そうしないと、ひもを通しているときに、最初に通したひもが抜けてしまってがっかりすることがあるのですね。
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私はひもを通すとき、安全ピンにひもの先を結びつけて通しています。
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まず1本目を左から通します
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安全ピンからひもを外して端を結びます
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もう1本は右から通し、結んで完成
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お疲れさまでした。
さて、ひもの端を見てみましょう。
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ひもの端(先)は使っていくうちに、また洗濯を繰り返すうちに毛羽立ってきます。
私はその自然な毛羽立ちが好きなのでそのままにしていますが、ポンポンのようなものを作ってかぶせる方や、「ピケ」というほつれ止めを塗る方もいらっしゃるようです。
ピケは塗ると固まったような感じになるのではないでしょうか。
小さな部分ですが、ひもの端の処理についてもいろいろ考えてやってみると楽しいかもしれません。
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楽天市場へ


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できましたね。
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拙い説明でしたが、楽しんで作っていただけたでしょうか。
裏つきの二枚仕立てと聞くと、ちょっと面倒な気がしますが、むしろ簡単に作れたな、とお思いになりませんでしたか。
次回以降は、このブロックチェックの巾着をもう少し詳しくご紹介したり、使った道具について簡単に書きたいと思っていますので、またぜひお越しくださいね。







こんにちは、megosuriです。
お越しくださって、ありがとうございます。
裏も表もきれいなかんたん巾着、今日は作り方2回目です。
*1回目はこちら

全体の手順をもう一度確認しておきましょう。
1.裁断 終了
2.口布(ひもを通す部分)作り 終了
3.本体作り
4.口布と本体を合わせる
5.ひも通し
今日は手順の3と4です。

3.本体作り
表布、裏布とも中表にして半分に折ってアイロンをかけておきます。
このアイロンの線が底の線になります。
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タグを縫いつけたい場合は、このタイミングでつけます。
折った布を広げて表面を出し、縫いつけたい場所にタグを置きます
アイロンで底の線の印をつけていますので、それも意識しながら場所を決めましょう。
両側は1cmの縫い代になりますので、ご注意くださいね。
マスキングテープでとめると便利です。
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タグをミシンで縫いつけます
端ぎりぎりを縫いたいので、このとき私は縫い目の長さを1mmほどにしています。
縫い終わったら縫い目の長さを元に戻すのを忘れないようにしましょう(私はいつも忘れてしまいます)。
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タグがつきました
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次に本体の脇を縫い代1cmで縫っていきます。
ここでちょっとお手元のミシンをご覧ください。
おそらく縫い代の幅が測れるよう、印がついていると思います。
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1cmのところにマスキングテープを貼るか、
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マグネット定規を当ててから縫うと縫いやすいです。
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表布、裏布とも両脇を縫い代1cmで縫いましょう(4回縫うことになりますね)。
裏布は片側の真ん中辺りで6〜7cm程度の返し口(縫わない部分)を作るのを忘れないようにしてくださいね。
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そしてここで大切なポイント。
表布と裏布の脇線はぴったり揃うように縫いましょう。
そうしないと、最後に表布と裏布を縫い合わせるときにぴったり合わなくなってしまいます。
裁断を丁寧にし、正確に縫えていれば合うはずですが、そうはいっても合わないもの。
私は必ず最後の脇を縫う前に、先に縫った方に後から縫う方を重ねて印をつけて、確実にその部分を縫うようにしています。
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脇が縫えました。
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1ヶ所返し口を作るのを忘れずに。
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縫ったところや全体にアイロンをかけます。
そして四隅を写真のようにカットします。
このとき、せっかく縫った糸を切らないよう注意してくださいね。
この工程は省いても問題ありませんが、カットしておくと隅がもたつかずきれいです。
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アイロンで縫い代を割ります
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これで本体作りは終了です。

4.口布と本体を合わせる
それでは口布と本体を合わせていきましょう。
まず表布を表に返します(外表にします)。
そして表布の口(上に来る部分、開いているところ)に、口布を重ねて、マチ針やクリップなどでとめます。
口布の「わ」が下(手前、底側)に来るように重ねましょう。
口布の幅は本体の幅より狭くなっていますので、それぞれの真ん中が重なるよう合わせてくださいね。
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しつけ糸で端から3mmあたりのところを縫いましょう。
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終わりましたら今度は反対側にもう一枚の口布を縫いつけます
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口布を縫いつけた表布を、裏返し(中表の状態)、内布を外表にします。
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表布の中に裏布を入れます
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まず脇の線をぴったり合わせてマチ針やクリップなどでとめます。
その後全体をとめましょう。
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ずれないよう注意しながらぐるっとしつけ糸で3mmあたりを縫いましょう
縫い代1cmでぐるっとミシンで縫います
しつけをしておくと、ミシンで縫うときにずれる心配もありませんし、マチ針が指に刺さって痛い思いをすることもなく縫いやすいですよ。
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終わったらしつけ糸を取りましょう
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表布から裏布を引き出します
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裏布の返し口から少しずつ布を引き出します
この瞬間がドキドキわくわくしますね。
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これで表に返せました
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返し口が開いたままの状態です。
全体をアイロンで整え、返し口部分も丁寧に整えたら
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返し口を縫って閉じましょう
ミシンでも手縫いでも。
私は縫い目が見えないよう手縫いにしていましたが、最近はしっかり縫えるようミシンにしています。
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裏布(内袋)を表布の中に入れましょう。
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あちこちチェック。
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口布のところはこんなふうに仕上がっています。
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中はこんなふう。
ここでもう一度口布と本体の境目に丁寧にアイロンをかけておくといいですね。
内布が固定されていないのが気になる場合は、口布寄りの本体部分をミシンでぐるっと縫ってもいいでしょう。
私は洗濯して干すときに内布を完全に出して乾かしたいので、基本的には縫っていません。
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これで縫う作業は終了です。
お疲れさまでした。
あと一息で完成します。





こんにちは。
もうすぐ1月も終わり。
入園や入学に合わせて、また、好きな布で巾着を手作りしたい、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
昨日 ご紹介した二枚仕立ての巾着の作り方を、今日から数回に分けてご紹介していきたいと思います。
説明や表示がうまくないのはどうぞご容赦くださいませ。
めんどくさくなく簡単で、裏も表もきれいな巾着の作り方です。
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作り方手順
おおまかな手順は次のとおりです。
1.裁断
2.口布(ひもを通す部分)作り
3.本体作り
4.口布と本体を合わせる
5.ひも通し

ではさっそく作っていきましょう。
今日は手順の1と2です。

1.裁断
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裁断サイズは入れるもののサイズやお好みに合わせて決めましょう。
ここでは30cm定規を使ってサクッと作れるサイズにします。
表: 縦60×横30cm 1枚
裏: 縦60×横30cm 1枚
口布:縦 7×横30cm 2枚

お好きな布を選んでくださいね。
手芸店の店頭に入園入学用で置いてあるような布が扱いやすいでしょう。
柄に向きがある場合は、表も裏も、半分のサイズで2枚ずつ用意してつなぎ合わせて使用していきましょう。
裁断したらどの布にも裏側からアイロンをかけます。
表布と裏布は、中表に半分に折ってアイロンをかけておくと後々スムーズです。

2.口布作り
続けて口布に縫いやすいようアイロンをかけていきます。
口布を裏を上にします。
短辺の両端を2cm折って、アイロン
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一旦広げ、アイロンの線めがけて折ってアイロン
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そうすると1cm折れました。
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もう一度最初の2cmの線で折って、きれいにアイロンをかけます。
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これで1cmの三つ折りがきれいで簡単にできました。
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ここまででこんなふうになっています。裏が上になっている状態です。
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長辺側を半分に折って、アイロン。これで外表の状態です。
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長辺側を広げてから、短辺側の両端の三つ折りした部分をミシンで縫いましょう。
糸の色は布の色に合わせましょう。またポイントになる色を選んでアクセントにするのもいいですね。
縫い始めと縫い終わりは返し縫いをしましょう。
アイロンをきれいにかけてあると縫いやすいです。
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できました。
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縫ったところにアイロンをかけるとともに、もう一度長辺を半分に折ってアイロンをかけ直しておきましょう。これで口布作りは終了です。
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お疲れさまでした。続きはまた次回にしますね。





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