こんにちは、megosuriです。
おいでくださいまして、ありがとうございます。

いよいよフィギュアスケートのシーズンがやってきました。
10月4日にジャパンオープン2014が開催されましたが、やっとその録画を見ることができましたので、今日は久しぶりにフィギュアスケートの話題で更新です♪

この催し、1日目は欧州チーム、北米チーム、日本チームの3地域の対抗戦になっていて、フリープログラムで得点を争い、2日目は“カーニバル・オン・アイス”と称してアイスショーが行なわれます。

今回1日目に現れたのは、以下の選手たちです。

【欧州チーム】
スペインのハビエル・フェルナンデス
チェコのトマシュ・ベルネル
ロシアのエレーナ・ラジオノワ
同じくロシアのアンナ・ポゴリラヤ

【北米チーム】
カナダのパトリック・チャン
同じくカナダのジェフリー・バトル
アメリカの長洲未来
同じくアメリカのアシュリー・ワグナー

【日本チーム】
無良崇人
小塚崇彦
宮原知子
村上佳菜子

すべての選手の演技を観ることはできませんでしたが、少しばかり感想を。
といってもただのミーハーで素人なので、その点はご了承くださいね。

まずなんといっても私が観たかったのは、ジェフリー・バトル。
トリノ五輪銅メダリストで2008年に引退、現在はプロスケーターとして、また振付師として活躍中。
振付師としては、ソチ五輪で金・銀に輝いた羽生結弦とパトリック・チャン両者のショートプログラムを担当。
本当に才能豊かな人ですね。
引退してしばらく経つのに、美しく伸びやかで優雅で、すばらしい演技でした。

それからパトリック・チャン(私はパトちゃんと呼んでいます)。
彼は今シーズンは休養を宣言していますので楽しみに観ましたが、やはりパトちゃんはパトちゃんでした。
伸びやかなスケート、最後まで息もつかせぬ展開、すばらしかったです。

カナダの選手は男女とも本当に魅力的な選手が多いですね。

それからひいきの長洲未来選手。
昨シーズンはソチ五輪に出られず、つらい思いもしたでしょうに、今シーズンは切り替えて、攻めの演技。
大きく見える、キレのある彼女の演技、よかったです。

フェルナンデス選手もおもしろい選手ですよね。
4回転ジャンパーとしても有名ですが、コミカルなものからシリアスなものまで、幅広く表現できるところもすごいなあと思います。

日本の選手は全員観ました。

無良選手、骨太な迫力のある演技、よかったです。
小塚選手はジャンプが決まらず、点数も伸びませんでしたので、本人は不本意だったでしょうが、とてもいいプログラムだなあと思いましたので、これから調整していけば楽しみですね(ってえらそう?)。

宮原選手、ほぼパーフェクトな演技でした。
スピードを出すようにしたり、バレエのレッスンをしたりして表現力も磨いてきたとのこと、昨シーズンよりまたさらに成長を感じました。

村上選手、テレビでやたらと“日本のエース”とプレッシャーをかけていたのが気になりましたが、彼女に合ったプログラムだったと思います。
今回はミスも多く、点数は伸びませんでしたが、今シーズンは、ショート・フリーを通して“オペラ座の怪人”を演じるとのことで、とても楽しみです。

高橋選手が休養、織田選手が引退した今、小塚選手が男子の最年長選手なんですね。
そして女子でも浅田選手が休養、安藤選手、鈴木選手が引退して、村上選手が女子の“エース”と呼ばれる立場に。

2人ともとても大きな先輩たちの背中を見ていたら、急に前に何もなくなった、というような状態でプレッシャーも大きいのかもしれませんが、これをチャンスととらえて、大きく飛躍してほしいものです。

わわ、1日目だけで長くなってしまいました。
実を言うと楽しみにしていたのは2日目だったのですが…。

そう、ソチ五輪では惜しくもメダルに手が届きませんでしたが、直後の世界選手権では羽生選手と激しく競り合って銀メダルを獲得した町田選手が演技をしたのです。

昨シーズンのショートプログラムの“エデンの東”。
その世界に没入したかのような演技、すばらしかったです。
今シーズンも楽しみです。

そしてロシアのエフゲニー・プルシェンコ。
彼はソチ五輪の団体戦で、すばらしい演技をみせてくれましたが、シングルでは棄権、引退を表明していました。
ところがまた復活し、次の平壌五輪を目指すとか目指さないとか…。
怪我はもうすっかりいいのか、すばらしい演技でした。

この人の活躍をソチ五輪で間近に観たために、高橋選手と浅田選手は引退しなかったのではないかと私は思っています。

(追記)高橋選手は14日午後、引退を表明。
男子がここまで層が厚くなったのは、彼の功績なしには語れないと思います。
苦難も多かったであろう彼の競技人生を思うと、これから先の彼の人生に幸多かれと願わずにはいられません。



それから、引退した織田選手、鈴木選手、安藤選手。
あっ、もう選手じゃないんでしたね。でも解説の八木沼さんも「鈴木選手」などと言っていましたね。
織田選手は現役時代、美しいジャンプとランディング、スケーティングが好きでファンでした。
今回もすばらしかったです。

鈴木選手、なんとなく荒川静香さんを思わせるような美しい滑りでした。

そして安藤美姫さん、“ピュアな恋心を表現”だったかな、そんなテーマの演技だったのですが、本当にその通りで、表情が目の覚めるようなピュアな感じでよかったです。


わわ、長くなりました。

今月末、いよいよシニアのグランプリシリーズが開幕します。
楽しみ楽しみ♪