こんばんは、megosuriです。

今日は本当に久しぶりに東京・吉祥寺のキャトルセゾンに立ち寄りました。
開店直後で、いつも混み合っている店内に人の姿はなく、ゆっくりと見ることができました。
キャトルセゾンでは、キッチンクロスやバッグ、絵はがきなどをよく見るのですが、今日はsu-su-suのワンピースに目が留まりました。

首元に深く切り込みの入った濃紺のワンピースで、ウエストの両側に大きなポケットがついています。
ゆったりとしたデザインで、いかにも上質な、大人のリラックスウェア、といった感じでした。
ところが私が試着すると、うーん、という感じで、購入には至りませんでした。
私の体型は、かなり服を選びますのでね…でも素敵な服でしたよ。
着たかったな…作って着てみたいな、あんな服…。

でも一つ大好きな柄のバッグが買えました。
これはキャトルセゾンのオリジナル柄ではないかと思うのですが、フランスっぽくて、グリーンが大好きな私にはたまらない柄なんです。



他にこの柄で、キッチンクロス、エプロン、クーラーバッグ(というのでしょうか、内側に銀色のコーティングのようなものが貼ってあるお弁当入れ。雑誌の付録になっているのを知り、その雑誌を取り寄せました)を持っています。
この布、ほしいです。スカートやワンピースなんかにしたらかわいいですよね。

そして次に、目と鼻の先にあるCOTTONFIELD(コットンフィールド)へ。
ここにはずっと昔、一度だけ入ったことがありました。

そのときの印象は、私がまだソーイングに全く興味がなかったからかもしれませんが、暗くて、布がうず高く積まれている、玄人好みの店、というものでしたが(お店の人にも「失礼ですが」と前置きしてそう話しかけたところ、「ここ数年で取り扱い商品もずいぶん変わったんですよー、USAコットンとか」とおっしゃっていました)、今日行ってみると、広くて明るくて、布が見やすく置いてあって、もう、わあーすごーーい!という感じでした(この感動、伝わるでしょうか)。

1階と2階があって、1階には布という布が丸く巻かれて、ジャンル別に一つずつ置いてあり、見やすく取り出しやすく並んでいます。

私の大好きなイチゴやりんごなどのフルーツ柄やカップケーキ柄、マカロン柄などおいしそうな柄の布いろいろ、かわいい柄の布や、チェック、ドット、レースのついた布やスカラップのもの、USAコットン…奥にはカットクロスも。

レジは、布をカットできるような大きな台の奥にあり、台はおそらく木で、白っぽく塗られ、お店の人が布を切ってくれる鋏(ハサミ、と書きたくない感じ)は鈍い金色でした。

レジの横の方には、入園グッズ用の布やお名前シール、糸や道具など、レジの側面には作り方と生地がセットになったキットが置いてありました。

2階はインテリアファブリックのコーナーのようで、1階よりもさらにゆったりとした配置になっています。

こちらの店員さんは、黒い半袖のシンプルな飾りのないワンピースを着て、首からメジャーを下げた、経験を積んだオートクチュールの人、という雰囲気の方ばかりでした。

カーテンや椅子の張り替えもできるようで、ヨーロッパっぽい素敵な柄の布がたくさん!
カットクロスも奥の方にありました。

また、レースや口金、バッグの持ち手なんかもあったかな。

全体の雰囲気は、小津安二郎監督の映画「お茶漬けの味」(とてもパリっぽい映画だと思います。パリに行ったことがあるわけではないのですが…)に出てくる、主人公・木暮実千代扮する妙子の友人、アヤ(淡島千景)のお店が広くなったようなお店でした。
ちょうど淡島千景の服も、黒い(といっても白黒なのでわかりませんが)半袖のシンプルなワンピースでした。

ボタンやひもやプラスチックの飾りのようなものは、お店を出て向かいにもう1軒お店があり、そこで取り扱っているようでした(時間がなく、一瞬入っただけ)。

じっくり見たかったのですが、残念ながら、30分ほどしか時間がなく、それでもじっくり検討して、少しだけ布を購入しました。

2階では、ヨーロッパっぽいかわいいカットクロスを数枚。


少し褪せたような水色地に、お皿やカップが並んだ柄の布。


ジョウロやガーデニングブーツの並んだ、ガーデニングエプロンを作ると楽しそうな柄の布。


いろんな鳥の並んだ布。
私は布に限らず、ニワトリものが大好きです。


小鳥柄の布。いくつもある小箱がとてもかわいいです。


鳥柄の2枚とセットで入っていた、水色地に薔薇の柄と、ピンクやグリーンなどのストライプの布。
お店の壁には、ジョウロやガーデニングブーツの並んだ布の上部に、このボーダーの布を少しだけつけて、小さな手提げを作ってディスプレイしてありました。

1階では、カットクロスの中に、以前RickRackで購入し、もっとほしいと思っていたのに、今は取り扱いのなくなった、濃いピンク地にオレンジ色のシトラスが描かれた布を発見。
もう一つ、オレンジ色の花柄のカットクロスも気に入ったので、カットしていないものをお願いして、それぞれ1mずつ購入。
一緒に合わせやすそうなオレンジ色の地にピンクのドットの布も1m購入しました。
シトラスの方は、ずっとほしかった布だったので、もっと買えばよかったかな、とも思いましたが、旅先だったので…。



このシトラス柄と花柄の布のミミには、どちらにも michael miller の文字がありました。
これは布のブランド名でしょうか。
私の好きそうな柄が他にもあるかも…とこれからの楽しみが増えました。

実はソーイングを始めてからこれだけの布を扱っているお店に行ったのは初めてでした。
いつもインターネットで購入していたので、手に取って、布を見られるのは楽しかったです。

うわー、どれから見よう…とワクワクする感じは、山梨の勝沼にある、ぶどうの丘の地下カーブで、ずらりと並んだワインを見たときの気持ちと似ていました(飲んべえなんです)。
これ、全部飲んでいいの?!どれから飲もう!!という感じです。
わかりますでしょうか。

映画で3Dなどというものがありますが、布も3Dでネットショッピング、できないでしょうかね…。